身内と連絡が取れなくなってから・・・

表題の件、私の身内ではありません、念のため。

今日、たまたま外壁塗装の打ち合わせで来てもらった知り合いから聴いた衝撃的な話でした。

ほんの2~3カ月ほど前の話

9月のある日、塗装業をやっている弟(Kさん)にちょっと仕事のことで聞きたいことがあって、兄であるTさんがLINEを送りました。

でも、既読にすらならず、一向にKさんからは返事がありません。

普段から返事が遅かったので、しばらくはそのままにしていたそうなのですが、いくらなんでも遅すぎるやろ?と思って電話もしましたが、呼び出し音はなるもののKさんが電話に出ることはありません。

さすがに気になり始めたTさんは、弟がどうなったのか情報を得ようとするのですが

あろうことか、お母さんもお兄さんであるTさんも、住んでいるところを知らないというではありませんか!( ゚Д゚)

ちなみにKさんは離婚をして近況は一人暮らしだったそうです。

Kさんが入居するときに斡旋した不動産屋さんがわかっていたので、まず、その不動産屋さんへ聞きに行きました。

その時点で、連絡が取れなくなってから2週間ほど過ぎています。

すると、その不動産屋さん、あろうことか「ああ、Kさん?Kさんやったら(斡旋したマンションからは)もう出て行きはったわ」と軽い返事をしたそうです。

捜索が振り出しに戻りました。

次は、役所に行って戸籍からの捜索です。

お母さんが謄本を取り寄せて、現住所を調べると、引っ越しをした形跡はなく、以前に借りたそのマンションのままです。

でも、不動産屋は引っ越したと言ってるし・・・

住所を書き換えてないだけなのかも・・・とお兄さんは考えてしまいました。

そうこうしているうちにもどんどん日が経っていきます。

そのうち、どうやって調べたのか、弟さんの友達がTさんに電話を掛けてきました。

さすがに、Kさん(50)とまったく連絡が取れなくなったことを心配して、友人たちも動いていたようです。

友人は住んでいるところを知っていました。やはり、あのマンションです。

友人からの連絡によると、本人の車も、自転車もそのままマンションにある、というのです。

すぐにTさんは警察に電話を掛け、現場のマンションに向かいました。

そして廊下に立った警察官が一言

「お兄さん、辛いことを申し上げますが、もう諦められた方がいいと思います」

なぜなら、すでに廊下にまで死臭が漂っていたのです。

ただ、窓も閉め切られてエアコンがついたままだったので、周辺の人にも気づかれなかったのでしょうね。

緊急時のように窓を割って入るという選択肢もあったのですが、上のような状況だったので、不動産屋が合いカギを持ってくるのを待って、玄関から消防隊員、警察官と共に部屋に入りました。

「Kさ~ん!」「Kさ~ん!」と声を掛けながら隊員の方が部屋を探して回ると

一室で倒れている「人らしき物体」があったそうです。

身内なので立ち合いが必要だったため、室内に一緒に入りましたが

それ以上Tさんは近くで見ることは出来なかったと言います。

すでに連絡が取れなくなってから1カ月が経過しています。

その後の、本人確認も、歯の治療痕による確認が必要だったというところからも、どんな状況だったかは、容易に想像がついてしまいます。

まぁ、そんな衝撃的な話で始まり、本題の外壁塗装のことを喋ったのは3時間のうちの10分ほどでしたw

夜も更けてまいりましたので、この辺で。

え?年末にする話やないやろって?

お正月やと、もっとあかんかな、と思ってw

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Posted by どらみ