つなぐ打者は2番と7番だけでいい
打順
オーダー
いつも開幕のオーダーはどのチームであっても興味深いですよね。
今年の阪神の開幕オーダーは以下の通りでした。
- (中)髙山 俊
- (二)鳥谷 敬 > 9回裏 二)植田
- (右)糸井 嘉男 > 9回裏 右)俊介
- (一)ロサリオ
- (左)福留 孝介
- (三)大山 悠輔
- (遊)糸原 健斗
- (捕)梅野 隆太郎
- (投)メッセンジャー > 8回表 打)上本 > 8回裏 投)マテオ > 9回裏 投)ドリス
鳴り物入りで入団した(はずの)ロサリオが4番に入り
その前と後ろをベテランで固める
理想的なオーダー(のはず)でした。
そして2回表に福留が先制のホームランを放ち、まず菅野から1点。
同じく2回表、満塁で打順が回ってきた高山はセカンドへのタイムリー内野安打で2点目をあげます。
次の回には大山がライトスタンドへ2ランホームランで4点目。
7回表には2番鳥谷、3番糸井がヒットで塁に出て4番ロサリオがレフトへのタイムリーヒットで鳥谷さんがホームを踏んで5点目です。
先発のメッセンジャーは7回の失点1のみ、その後を繋いだマテオもドリスも0点で抑えて勝利。
なんか相手ピッチャーが2年連続で沢村賞を獲った菅野だということを忘れさせてくれるほどの気持ちのいい勝利でした!
こんな爽快な勝ち方をした、というのに、金本監督は翌日の同カードでオーダーをいじるんですよね。
前日タイムリー安打を打った高山をはずして1番に俊介
同じく前日にヒットを打ってホームを踏んだ鳥谷さんを外して上本
結果、俊介は4の0で終わり、上本は4の3とマルチヒットで結果を残します。
上位打線は入れ替えるものの、監督がよほど贔屓なのか、いかなる不調時も大山だけは外しません。
そして何故かヒットを量産した上本が外され、翌日の試合ではまた鳥谷さんが2番セカンドで起用されます。
1番も高山に戻ります。
ありゃりゃ??何がしたいの??です。まったく。
守備と打撃は表裏一体だと考えると、それでなくても春先のバッティングでは調子があまり上がらない鳥谷さんは、慣れない二塁の守備でさらに打撃の調子も落としていたかもしれませんね。
鳥谷さん自身も、2試合目でスタメンから外されたことで「もうレギュラーではないんだな」と思ったそうなので
その後のモチベーションにも影響したでしょうね。口が裂けても言わないでしょうけど。
以下は岡田氏の著書にあった記述です。
バース、掛布、岡田のクリーンアップで固定できていた時代の阪神は強かったですよね。
世間的にはつなぐバッティングをする選手は評価されるが、私はそうは考えない。勝負を決める打撃技術を持っている選手がつなぐバッティングをしても、それはチームのためにならないからだ。
2004年、私が監督に就任し最初に着手したのが、金本を4番打者に固定することだった。その際、私は「つなぎの打撃など考えんでええ、4番打者としてホームランを打ってくれ」と伝えた。
ホームランを打てる打者がオーダーに入っているのに、3番打者に据えるのはもったいない。無死一塁の場面で金本が打席に入り、赤星の盗塁を待ったり、無理やり引っ張ってランナーを進める打撃をすることなど、必要ないのだ。
つなぐ打者は、打線の中に2人いればいい。それは、2番打者と7番打者だ。2番はクリーンアップの前にランナーをためるためにつなぐ。
7番打者は、8番打者と9番打者につなぐ役割だ。そうすれば、次のイニングが1番打者から始まり、攻撃の流れが非常によくなるからだ。
そういう意味では7番打者は重要だ。8番打者で攻撃が終わり、次の回の先頭打者が9番(セ・リーグならばほぼ投手)から始まるのと、9番打者まで回って、次の回の先頭打者が1番から始まる攻撃では、天と地ほどの開きがある。7番打者は自分が犠牲になっても9番まで回そうという意識で、打席に入ってほしい。
だから、2003年の金本のように、3番に入っているクリーンアップの打者が、つなぐ意識を持って打席に入る必要はない。引用:「動くが負け」岡田彰布著66ページ
来年の阪神の3番は誰でしょう?
4番は?
果たしてシーズンを通して固定できるでしょうか?
現状なら3番糸井、4番大山、5番福留ですか?
ベテラン二人は来年も進撃の手を緩めることはなさそうですし、割って入る選手は現れますでしょうか!
巨人に大金を積まれて移籍を決めた丸選手!
今年巨人に移籍して調子を落としたアレックス・ゲレーロ外野手(32)の二の舞にならないことを祈るばかりです。
いや、阪神の勝利のためにはなってくれてもええけど!(笑)
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【あとがき】
昨日の土曜日は午前中から歩くのがやっとこさの母のお伴でニトリへ布団を買いに。
家に来るヘルパーさんから聞いたっていうんで、ニトリになったんですけど
店に着いて、布団のコーナーへ行っても、なかなか買う商品が決まりません><
一応見本があって手で触ってみることは出来るんだけど、実際に寝てみられるわけじゃないので、後は(3とか4とか表示がある)温かさのバロメーターと価格で決めるしかないですよね。
私はバロメーターで「4」となっていた、1万円の羽毛布団を勧めたんですけどね。
結局、それより温かくない「3」の普通のポリエステル綿?の布団を選んだ母でした。(4千円ぐらいかな)
今朝、さっそく不満を言っていました。
「あの布団、いっこも温(ぬく)ないわ~」だって。
そりゃそうよ。
4千円の布団に多くを期待するもんやないわ。
どっちかというと春秋の布団じゃね?
なんかヘルパーさんが勝手にアドバイスするから困るわ~
私の使っている羽毛布団は、それ1枚で極寒の部屋でもぬくぬく寝られるけどね。
なんでニトリに限定したんか、わけわからんわ。
昔の人は重たい綿の布団しか、満足せーへんのとちゃうかな。
と予想通りの結果に昨日の重労働はなんだったんだ、と肩を落とした朝でした。
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