甲子園には魔物が棲んでいる

阪神タイガースの監督は、魔物の正体を知っていなければならない

天然芝に黒土のグラウンド。芝は季節によって生え変わるし、土の配合も春と夏では変化する。

しかし、それらは甲子園を知りつくしたプロ集団、阪神園芸のグラウンドキーパーによって徹底的に整備されます。

それでもグラウンドに立ったものにしか分からない魔物が甲子園には隠されている、と岡田氏は言います。

手入れの行き届いた外野芝生にも、外から見て分からないようなボールやスパイクの跡が残り、しかも、毎日その状態は違い

芝目や傾斜で、打球の速さを予測するのは、まさにゴルフのグリーンと同じだそうです。

甲子園の外野芝生には、打球がスリップしやすいところがあり

内野グラウンドの状態も5回の整備前と整備後では当然変わるし、高校野球の大会前後でもまったく違ってくるそうです。

イレギュラーや打球のスリップは偶然ではなく必然であることを、チーム全体が知っていると知らないとでは、守備はもちろん走塁にも大きな差が出るのは当然と言えます。

魔物を知り、魔物を利用する。

少なくともホームグラウンドに対して、そこまでのケアをするのも監督、コーチの仕事と岡田氏は言います。

ホームグラウンドであるはずの甲子園で去年あれほど負けたのは、監督やコーチが甲子園の魔物を知らなさすぎたのでは?と思ったのは私だけでしょうか。

日本一になった85年

一塁バース、二塁岡田、遊撃平田、三塁掛布

このメンバーが初回の守備に就くとき、決して整備された内野の土の部分には入りませんでした。

外野手を含めて守備位置までは、ダイヤモンド外のファウルゾーンから回り込むように入り、土の上を横切るのは、マウンドに向かう投手だけだと言います。

ボール回しのときもベースに入るバース以外は、芝生の上でゴロを捕って投げていました。

何故か?

スパイク跡を付けるのをためらうほど、試合開始直前の内野グラウンドは美しく鏡のようにならされており、選手も甲子園球場の土には敬意を払っていたから、だそうです。

では現代は?

岡田氏いわく

「金本知憲なんかは平気で土の上を横切ってレフトの守備位置まで走って行っていたように思う。広島球場と同じ感覚だったのだろう」

だそうです。

試合前の守備位置につく時の選手の動き、ボール回しをする時の立ち位置、今年は注目して見てみたいですね!

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2019 プレシーズン

Posted by どらみ