鳥谷さんの「今だから話せる大スランプの真相」
2016年タイガースでの鳥谷さん
2016年といえば、そうですよ、あのK氏がコーチの経験も経ず、タイガースの監督に就任した年です。
鳥谷ファンにとっては、悪夢の始まりの年でした。(と今でも私は思っている)
この年、6番遊撃手(野手キャプテン)として公式戦をスタートさせましたが
前半戦では、プロ入り自己ワーストの記録となる28打席連続無安打に陥るなど、不振が続き
シーズンの通算打率は、プロ入り後最低の.236 にとどまりました。
また連続試合フルイニング出場の記録が667試合で途切れてしまったのも、この年です。
結果として、Kは北條を遊撃手のスタメンとして使うことが多くなり、鳥谷さんは三塁手として試合に出ることが増えました。
この時のことも鳥谷さんは
ショートから別のポジションに移ったときも、自分の中では「勝負するために移った」というよりは、「空いているポジションに移った」という感覚でした。だからもう一回ショートとして勝負したいと思ったんです。
と井端弘和さんとの対談の中で語っています。
しかしKは2017年シーズン、遊撃一本で勝負したいといった鳥谷さんに「北條に7対3で勝っても遊撃のレギュラー(として起用すること)はない」と通告しています。
井端弘和氏との対談で明かされたこと
井端 ところで、トリに聞きたいことがあるんだけど、聞いてもいい?
鳥谷 もちろんです。
井端 答えにくかったらいいからね?
鳥谷 はい(笑)
井端 トリと言えばあれだけエラーしないイメージだったのに、3年前(16年)、いったいなにが起きたの?
鳥谷 あぁ・・・・・。
井端 俺は巨人でちょうどコーチ1年目だったんだけど、ベンチから見ていると明らかに線が細くなったなと感じたし、今までのトリとは違う印象だった。
鳥谷 ちょうどチーム内で様々なことが変わるタイミングで、自分も新しいことにチャレンジしてみようという時期だったんです。オフのあいだにあれこれ取り組んでいたのですが、どうにも感覚が合わなくて・・・。
井端 具体的にはどんなことをしたの?
鳥谷 それまでは、バッティングは逆方向に打つことで、守備なら足を使って山なりのボールを投げることで、自分の動きを確認していたんです。でも、その年はキャンプから、打撃なら強くスイングして引っ張ること、守備なら思い切り投げることをしていて。
井端 いろいろと変わった年だったんだ。
鳥谷 そうやって練習しているうちに、自分の体が思ったように動かなくなったというか。今までとは逆の動きになってしまったんです。
井端 なるほど・・・。
鳥谷 そうなっていくうちに体型も変わっていって、自分の力がうまく出せない感覚がありました。春のキャンプから「おかしいな、おかしいな・・・」と思ったまま、進んでいってしまった感じです。
井端 春先にトリを見て、「あれ、やせたな?」と思ったし、同時に高橋由伸監督も「やせたな」と言っていた。もしかしたら力はついていたのかもしれないけど、力強さは感じなくなっていた。
鳥谷 そうなんです。
井端 人それぞれ練習方法ってあるからな。俺もトリと同じように足を使って、山なりのボールを投げて・・・と順序を踏んでやっていかないとできない。とくにショートの場合はそういう練習をずっとやっておかないと、1シーズンもたないから。強さプラス柔軟さがないと、どこかしら負担がかかって、体がパンクする。
鳥谷 はい。
井端 感覚が狂った16年シーズンは、そのあとに感覚を元に戻せたの?
鳥谷 いえ、シーズン中はずっとおかしくて・・・。
井端 やっぱり。
鳥谷 シーズンが終わってから3カ月、4カ月とバッティングをしたり、体の使い方を考えたりして、次の17年シーズンは、やっと自分の今までやってきた感覚の範囲内でおさまりました。
井端 そうか・・・。トリの異変のことはずっと気になっていたんだ。でも、そのあたりの話を聞けて良かったよ。引用元:内野守備の新常識(井端弘和著)
まぁ、さすがに具体的には言っていませんが、結局、K氏の監督就任により
打撃フォームを改造され
長打力を求められ
本来の鳥谷さんの良さがそぎ落とされる結果になってしまったってことですよね。
あの年のことがなければ、鳥谷さん本人も(阪神と5年契約を結んだ時に)言っていたように「阪神で終われた」かもしれなかったのに・・・と思うと残念でしかありません。
背番号1番と背番号6番
いまだタイガースでは、伝説の番号となっています。
今日のロッテは楽天との対戦に勝ちましたが、鳥谷さんの出番はありませんでした。
ショートは藤岡が今日も2安打1打点と奮闘し、打率.407 と好調をキープしているので、この先の出番もなかなかなさそうです。
ずっと応援しているよ!鳥谷さん!
今日の広島戦は開始前から中止が発表されてよかったです。
小雨で強行ってのは、やる方も見ている方も辛いからね。
西と森下は明日にスライドしたみたいですね!
では、また明日!
ディスカッション
コメント一覧
どらみさん おはようございます。
鳥さんもK氏の監督就任により、調整方法から打撃内容まで変化させようとした結果、
上手くいかなっかた年でした。でも、そこから復活してサードでゴールデングラブ
2000本安打達成は凄かったですね。
残念ながら世代交代を優先させたフロント、首脳陣によって退団を選択されました。
そこからロッテ井口監督に救われシーズン前にロッテ入団。ロッテも迷ってたのが
分かります。僕は掛布の講演でキャンプインからロッテ入団と聴いてたので
ハラハラしてました。鳥さんも気持ちを切らさず一人で調整されていたのも凄いですね。
掛布が一人に強くなれと言われるように鳥さんも強かったわけです。
今ではロッテ一軍の戦力ですから、これからも応援するしかないです。
交流戦はたしか甲子園やったから楽しみですね。(はよチケット販売してくれ~)
さた今日は、前日の雨で西、森下投手がスライドですね。カープはタイガースを
止めなあかんから分かるけど。僕はタイガースの今のローテ投手は安定してるので
西スライド派です。けど、問題は打線が森下を攻略できるかですね。
掛布 雅之ファン さん
私にとって、トリさんのいる阪神タイガースと、いなくなった抜け殻タイガースとでは、トキメキが別次元なんですよね。
でもプロ野球も大好きだし、タイガースの選手もやっぱり好きだし、今更ほかのチームを応援しようという気もおきません。
いつかコーチとして帰ってきてくれないかな、と期待してしまいます。
想像しただけで泣きそうになります。
甲子園でのロッテとの交流戦、鳥谷さんが登場したら、阪神ファンから熱い声援が送られること間違いなしです!
今、ロッテの観客席で鳥谷さんのタオルを持って応援しているファンを探すのは困難ですが
甲子園なら、きっと阪神時代のタオルを持って声援を送ってくれそうな気がします。
阪神対ロッテ、どっちを応援するのかって?
そりゃあ、もちろん鳥谷さんのいるロッテですよ!ww
2019年の歓声、忘れません。
あの頃はコロナもなかったですしね・・・よかったなぁ。
阪神の好調、どこまで続くのか楽しみです。
DeNA に天敵ソトもいませんでしたからね。
他のチームも戦力が整ってくれば、どんなどんでん返しがあるか、わかりませんよ!
どらみさん、ご無沙汰です!
どらみさんのブログはちゃんと拝見しておりますよ~相変わらずおもしろいし、スカッとすることも多いです。特に阪神が負けた日はブログ読むのが楽しみです(笑)。
でも、このごろ阪神が強くて…。どうして私がファンをやめたら強くなるんでしょうか(泣)。
今日の記事は、めっちゃ嬉しかったです。カンドーです!2016年のことが、これではっきりしました。とりさんの体型の変化、すごい感じてたのを覚えてます。そうだったんですね…。
やっぱりKは許せないし、いくら大山が活躍したって認めたくない。高山くんもあんなにすごい才能あるのにKのせいで未だに浮上できないで苦しんでる…。ヤクルトにトレードで出してあげてって思います。
阪神は、昨シーズン終わりくらいから「こりゃ来年優勝あるかも・・・」って感じてました。そうなれば、KとYは勘違いするでしょうね。選手は頑張ってるから応援したいですけどね…。でもやっぱりもやもやします。正直な気持ちです。阪神ファンの方、ごめんなさい。
どらみさん、今日の記事、ホントにありがとうございました!
まさこ さん
今もブログを読んでくださってありがとうございます!
そうだと思ってこの記事を書きました(笑)
鳥谷さんもつぶされたし、藤浪だってそうだろうなって私は思っています。髙山も、ねぇ。
なんやねん!自分が獲ってきた大山ばっかりえこひいきして!
なんで大山だけポジションを与えられるねん!
(もはや今となっては大山の粗探しブログw)
あの2度にわたる走塁死も、足遅いくせに走るな!と思うしw
三塁サトテルに守らせようや!
なんでキャプテンマークつけてんねん!
なんで4番やねん!
ということで、今後もよろしくお願いします。
特に大山がチャンスに打たずに失策して負けた時などお楽しみにw