マルテの背番号が31に決まりましたね
42番じゃなく31番だった
ドミニカ出身、新外国人野手のマルテ選手の背番号は、42番か49番だろうと予想していましたが
意外にも31番に決まりました。
阪神の31番というと、今でも真っ先に思い浮かべるのは、あのミスタータイガースと呼ばれた掛布雅之氏ではないでしょうか。
掛布氏のあと、濱中治 → 林威助 と引き継がれてきた背番号31でしたが
2013年林威助氏の退団後は空き番号となっていました。
「ここ数年、背番号に見合った数字を残せていない選手が多い。新入団選手にも、いい番号を与えすぎている傾向がある。それがプレッシャーになっているのかもしれないし、やっぱり成績を残してから、ふさわしい背番号にするのがいいのかなと」。すでに編成担当などに、背番号の見直しをするように通達した。
信賞必罰の方針だ。やれば与え、希望をかなえるが、やらなければ奪う。選手の顔でもある背番号。いい数字を背負いたければ、成績を残せ。さらなる競争の激化を生むため、厳しい姿勢を打ち出していく。
外国人野手を働かせるための契約の仕方
今年、大いに期待されて新戦力として加わったロサリオが、あまりにも日本野球に対して非力すぎ、はなはだ誤算だっただけに、マルテに対しても私は心配以外何もありません。。。
2年連続で助っ人の獲得に失敗となれば、フロントは大いに責められることとなるでしょう。
一方では少なからず、ロサリオともう一年契約すればよかったのでは、、、という声が聞こえてきます。
岡田氏の著書に「外国人野手について」こう書かれています。
技術面では、打者ならボール球に手を出さない選手がいい。とくに日本の野球は、低めのボールになる変化球で攻めてくることが多い。そんな球に手を出しては、安打にするのが難しいばかりでなく、自分の打撃を崩すことにもつながる。ボール球を振らないことが、日本で成功するいちばんの秘訣だ。
そういう資質を持った選手なら、契約の仕方1つで働かせることが可能になる。簡単に言うと、四球にも出来高の契約を付けてやるのだ。外国人の野手と契約する際に、本塁打や安打、打点に出来高が付くのはもはや当たり前だが、日本の球団は四球については重要視してこなかった。
日本でいちばん最初に四球に出来高を付けたのは、ヤクルトのロベルト・ペタジーニだったと思う。ペタジーニが1年目の1999年に選んだ116四球は、リーグ最多。本塁打も44本を打って、タイトルを獲った。39本塁打、127打点で2冠に輝いた2001年も、120もの四球を選んでいる。ボール球に無理に手を出さず、素直に四球を選ぶことが、打撃にいい影響を与えていたことは明らかだ。
13年に楽天で4番を打ったアンドリュー・ジョーンズも、四球に出来高が付いていたはずだ。ジョーンズはアメリカでは年間で多くても80個くらいだった四球が、13年はリーグ最多の105個を数えた。出塁率も.391と高い数字を記録し、優勝に貢献した。
打たないとカネにならなければ、少々のボール球でも打ちにいくが、四球を選べば出来高が加わるなら、選手は無理には打ちにいかない。四球でも出塁すれば、チームにはプラスになる。外国人野手に四球の出来高を付けてやると、選手とチーム両者にメリットが生まれるのだ。引用:「そら、そうよ」岡田彰布著133ページ
なるほど~~!と思ったのは私だけ?
体格だけを見ていると、マルテよりロサリオの方が本塁打をかっ飛ばしそうな気がします。
1年間日本の投手の球を見てきたロサリオに「四球を選べば出来高プラス」なんてオプション付きで再契約すれば、初めてづくしの新外国人野手で博打をするよりは打てる確率が上がるのではないのか?
ちなみに、あの選球眼がいいことで有名な鳥谷選手でも、四球が最も多かったのは2013年度の104個です(出塁率.373)
安打や打点だけに出来高をプラスするんじゃなく、四球にも出来高をつけるというのはぜひ実践してもらいたいと思ったのでした。
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あとがき
最近は、毎年お正月らしさのかけらもない暮らしをしていますが、今年もそんな感じで過ごせそうで幸せです。
ただ、生後2カ月になったばかりの赤ちゃんがいるので、娘家族も在宅時間が増えそうな気配ではあります。
年末年始は、テレビでも特番も多く、今朝、録画をしようと番組表を起動したらすでにどの日もゴールデンの時間帯は予約が満杯・・・(娘の仕業)
リビングのTVではハードディスクに同一時間帯で2番組が予約出来るのですが、2番組なんかすぐに録画できる枠がなくなってしまいます。
もっとも、私がボーっとリビングでTVを観るなんて時間はほぼないので、もういいっちゃいいんですけどね。
仕事部屋のパソコンでもTVは映るし、録ろうと思えば録れるので。(パソコンの電源を入れっぱなしにしとかなきゃだけど)
「2018ロスシーズン」というカテゴリの記事もあと2日分。
次のカテゴリは「2019プレシーズン」とでもしますかね!
ディスカッション
コメント一覧
どらみさん こんにちは
ファーボールにも出来高が付く、いいと思いますよ。日本人にも必要かも、
ボール球に手を出す選手は結構いっぱいいそうですからね。江越とか。
横浜のソト選手はアウトコースの変化球我慢できるから、あれだけの成績を
残せたんでしょうね。来季各チームがどう攻略するか楽しみです。
今日から連休スタート、飲みすぎに注意したいと思います。
掛布 雅之ファン さん
岡田さんの話にはいちいち説得力があって、ついつい頷いてしまいます。
監督と選手だったとしたら、絶対嫌だったと思いますけど(笑)
赤星さんが言っていました。
現役時代「赤星、おまえ今日あれな」と試合前に岡田監督に言われたそうですが、さすがに意味がわからず、それでも監督に直接聞くことも出来ず、コーチに確認すると「先発じゃなく代打な」という意味だったんだとか。
著書で読む分には、「あれ」とか「それ」とかはないんで理解できますけど、現場は大変だったのではと察します。
新外国人には否応なく期待が集まってしまいますが、過度な期待は禁物ですな。
掛布ファンさん、年末年始のお酒の飲み過ぎには要注意!ですよ☆