甲子園球場の名物「ラッキーゾーン」なくなった本当の理由とは

ラッキーゾーン

近年の野球場はフェアゾーンが狭くなりつつあるのだとか。

2015年シーズンからは、ソフトバンクの本拠地ヤフオクドームも左中間と右中間に客席をつくり、最大6メートルも前にせり出すことになりました。

そんな話を聞くと

われらが甲子園にも「ラッキーゾーン」を復活させてはどうなのか!と思いますよね。

1991年、今から28年前に撤去され姿を消した甲子園のラッキーゾーン。

ご存じない方のために、まずラッキーゾーンがどんな「存在」だったのかをご紹介しましょう。

甲子園球場ラッキーゾーン
提供:サンケイスポーツ

1947年にホームランが出やすくなるように、という理由で外野フェンスから20メートル手前に人工的なフェンスが設けられ、ラッキーゾーンと呼ばれました。
しかし44年後の1991年に撤去されて現在に至っています。

そもそも甲子園球場で「ホームランが出にくい」と言われるゆえんはその「形」にありました。

15962_02

両翼のフェンスまでは95メートル、中堅までは118メートルとそこまでは他の球場と大きく変わらないものの、レフトやライトの頭上を越すホームランを打つためには、フェンスの高さを考慮すると125メートルの飛距離が必要と言われており、東京ドームや横浜スタジアムとは明らかに違いがあります。

実際、ラッキーゾーンが存在した最後の年に打たれた本塁打数は53本ありましたが、撤廃された92年には29本と半減したそうです。

そのラッキーゾーンがなくなった理由として、甲子園歴史観の資料には「野球用具の品質向上や、全国に広い球場が建設されたから」とあるそうですが

一説には、「高野連から要請があったから」とも言われています。

高校野球で偶然、浜風に乗ってラッキーゾーンに入るホームランを打った球児が、地元に戻り「甲子園でホームランを打った」と"天狗"になってしまわないように配慮した。

というのだが、???ですね(笑)

ラッキーゾーンはあった方がいい

28年前に撤廃された理由はどうであれ

ヤフオクドームや楽天生命パークのような"ホームランテラス"を設けるのであれば、ラッキーゾーンの復活には大賛成ですね!

そもそも、球場の形が「規格外」なのであれば、「規格内」に収めるようにしたほうがいいに違いありません。

球場を大きくするのは困難でしょうけれど、客席を増やして外野を狭くするのであれば、そんなに難しい工事でもないだろうに、と思います。

もちろん反対する人は必ずいるだろうけれど

甲子園に屋根が付くことは、この先100年ぐらいはないだろうから、せめて"ホームランテラス"という名の"ラッキーゾーン"ぐらいは作ってもいいんじゃないのかな。

あとがき

お正月も三が日が終わって、今日から仕事始めという企業も多いのでしょうか。

そういえば、年末年始シフトだった「ゴミの収集」も今日からスタートしました。

eye_catch_15962

うちの近所では今日は「容器包装プラスチックゴミ」の収集日だったんですが

周囲を見回しても、一件もゴミを家の前に出しているところがない!

「れれれ?」「間違ってる?」「もう回収されたの?」「近所に誰も住んでないの?」と不安になるほどでした。(笑)

ちゃんと回収されていてよかったわ☆

logo阪神タイガースブログランキングに参加しています。

0
今日も応援ありがとう~! にほんブログ村 野球ブログ 阪神タイガースへ
にほんブログ村

2019 プレシーズン

Posted by どらみ