開幕2戦目でボタンの掛け違いが始まっていた

矢野阪神が昨日甲子園で始動しましたね!

監督が矢野さんっていうだけで、ワクワクするのは私だけでしょうか?
育成と一軍とでは同じプロ野球の監督とはいえ、やることは異なるだろうと思います。

でも、「チームの気持ちを一つにまとめて個々の選手の力を引き出す」という点においては、育成も一軍も違いはないような気がしています。

その中で、監督と選手の対話も当然必要不可欠な要素だと、私なんかは思うわけです。

職場であるチームにおいて、上下のコミュニケーションは非常に大事です。
ましてやプロ野球は一人ではできないので
NPBのいずれかのチームに所属するものの、それぞれは独立した個人事業主でもあるわけですから
会社に雇われているサラリーマンよりまとめるのはもっと大変なはずです。

今季、阪神のオーダーを見て感じたことがありませんでしたか?

なんで左投手やからって右打者ばっかり並べるねん!って。

それは開幕2戦目から始まっていました。

先発が左の田口麗斗だからなのか、阪神は前日スタメンで出た1、2番を
「高山 (左)、鳥谷 (左)」から
「俊介 (右)、上本 (右)」に変更してきました。

開幕の1、2番といえばチームの顔のはず。
その「顔」をいとも簡単に代えてしまう理由は何?と考えた時に
右には左、左には右、ぐらいしか思いつかないわけです。

それが証拠に、2戦目の左投手を相手に3安打と猛打賞の働きだった上本を、3戦目にはベンチに下げてしまいます。
相手が右投手の野上だったからとしか考えられません。

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打線の顔と言われる1、2番を、相手投手の左右の違いによって日替わりでオーダーを組んでくる。
だから、2戦目に猛打賞だった上本がその次2番に入ったのはなんと5戦目。
しかしヒットなし。
そこからは西岡も加わって虎の1、2番はさらに日替わりの様相を呈していき
次第に鳥谷さんは守備固めや代打要員としての起用に傾倒していきました。

あの2戦目のスタメン外れが今シーズンの鳥谷さんのその後を物語っていました。
それは本人へのインタビューでも語られています。

「開幕2戦目で先発を外れた時、自分の中で、もう連続試合出場は終わったんだと考えた。ケガとか疲れとか、そういう理由がなくスタメンで出られなくなったということだから」

そして大勢の鳥谷選手ファンをがっかりさせたのは言うまでもありません。

スタメンのオーダーを、試合が始まってから考えようとしていたとしか思えない今季の阪神。

相手投手の左右でスタメンのオーダーを替えるなんて馬鹿げたことは金輪際やめてください。

間違いないと覚悟を決めたら貫いてください。

鳥谷さんは来季、もう一度ショートで勝負したいと矢野監督に告げたそうです。

いいぞ!いいぞ!

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私はそれで鳥谷さんが出場機会を失うことになったとしても、納得です。

鳥谷さんが100%の力を出し切ってチーム内の競争に負けたのなら。

ただ、春先は打率の上がらない選手だけに心配ではありますが。

走攻守と言われますが、野手に必要なのは攻守走の順だと思います。
そもそも打たないとオーダーに入れません。
守ったり走ったりはその次ですから。

1年間出続けるためには最低限打って守れる選手でないとダメなんです。

そういう意味では、打てない植田や熊谷では走れても話にならんのです。
それなのに、今季、一番多くショートを守ったのは植田ですからね。

どおりで阪神が負けるわけです。

9月21日に掲載された記事ですが、藪恵壹さんのコラムがすごくわかりやすかったので、興味のある方は読んでみてください。

明日はドラフト会議
アマチュアだった高校生や大学生も抽選によってプロへの扉が開く運命の日です。

なんと言っても注目は、大阪桐蔭の根尾くんでしょうね。
インタビューに応えている今年の根尾くんといい
昨年のドラフト目玉だった清宮くんといい、メジャーに行った大谷選手といい、なんと学生時代から好青年なんでしょう!

せめて阪神はくじ運から見放されませんように。

合掌

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2018 ロスシーズン

Posted by どらみ