甲子園でお金を払って見るにふさわしい選手は61人もいない
超変革は二軍選手を一軍の試合で使うことだったのか？
2016年、超変革で始まった金本阪神。
結局、この年、一軍で使った選手は61人もいました。
これは元監督の岡田彰布さんの言葉です。
優勝が決まった後の消化試合で二軍に残った選手を使うのとは意味合いがまったく違います。
2018年に目を向けてみましょう。
投手30人
捕手5人
内野手13人
外野手9人
合計57人が一軍で使われました。
これは他チームに比べて多い数です。
鳴尾浜はお金いらんからね。
本来鳴尾浜で見せるべき選手を、甲子園で見せていたのが金本阪神だったと言えるかもしれませんね。
その前に見極めてやらんとあかん！プロというのは毎年10人が入って10人が辞めていく世界。
一軍は試合の勝敗がすべて
試合で使ってどんなレベルか、どんな性格かなど、若い選手の見極めを一軍の試合を使ってやってはいけないのは当たり前。
だけど、金本監督が一年目にやったのはまさしくそういうことではなかったのか？
超変革というのは二軍レベルの選手を一軍で試してみる。
そういうことだったのか？と思ってしまうのです。
かと思えば「生え抜きのお前がチームを引っ張れ！」と言っておきながら
まるで懲罰か？というような打順（5/20では3番が5/21には8番）に鳥谷さんを下げる・・・（2016年の話）
(2016年)5月21日に、鳥谷敬の打順を3番から8番に変えたやろ。
懲罰かと噂になったが、その前にまず、どうしてフライを捕れなかったのかなあ。ただあれは落球じゃなくて、スパイクが芝に引っかかっただけだけど。鳥谷は落球はしたことないよ。
それだけじゃないだろうけど、打順が８番になった。このやり方は、わたしには考えられない。
鳥谷がどうのこうのじゃなくて、あれだけ「生え抜きやからチームを引っ張ってくれ」って言ってたわけやろ。８番でどないしてチームを引っ張るんよ？引っ張られへんで、８番は。
生え抜きでずっとレギュラーで、連続試合出場してたわけで。８番に下げたら相手に、鳥谷は調子悪いですよって知らせてるようなもんや。なんで相手に弱みを教えてしまうんだろう。DeNAのラミレス監督は、ロペスを３番に戻した。そしたら打ち始めたやんか。
「なんでや」と相手に考えさせるのが采配よ。わたしだったら金本監督とは逆にするなあ。調子が悪かったら３番で使う。打順というのは影響が大きいものよ。打席に入るときの景色が違うんだから。前後にいる選手が違ってくるからね。引用元:「金本・阪神 猛虎復活の処方箋」岡田彰布著110ページ
結局、一軍のチームが勝つか負けるかは一軍監督次第ということなのかもしれません。
もちろん、選手という駒も必要だし、不足している駒があれば補強するのも監督の仕事の一つだと考えればそれはもう、勝つためには監督を選ぶしかなさそうです！
矢野さん、たのんます！
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あとがき
西投手のFA移籍にともなう阪神側の痛みは人的補償・・・
たった28人しかプロテクトできませんから、ある意味選び放題ですよね(笑)
ベテラン勢でも構わず獲りに行く！とオリックスからは宣戦布告されていますが、「腹の探りあい」というところでしょうか。
いっそベテラン高給取りを全員プロテクトから外しておくというのも、面白いかもしれませんよ？
だって一人だけ外すともめるでしょう(笑) ただそれだけの理由ですけど。
たぶんオリックスが欲しいのは投手だと思うので、福留さんや糸井さんや鳥谷さんは外しておいてもよさそうだけど。
万が一持っていかれたら、それはそれで慌てるけど、新聞の見出しが面白いことになるのも見てみたい気もします。
もちろん鳥谷さん以外で。
